HPの表紙にアメージング・グレース(Amaging Grace)という曲を入れました。ゴスペルでお聞きになったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。有名な賛美歌ですが、この曲は200年前に作られた曲で、アフリカからアメリカへ船で黒人奴隷を送っていた、ニュートンという名のイギリスの奴隷船の船長が作った曲なのだそうです。その奴隷船が海上で嵐にあい、遭難しそうになったとき、彼は神に祈りました。無事、航海を終えた彼は自分の行いを悔い改め、牧師になったのだそうです。

元奴隷船の船長であったニュートンが作った曲は、その後、黒人に愛され、黒人の間で広まっていきました。「アメージング・グレース」というのは「驚くばかりの恵み」という意味です。ニュートンはこの曲のなかで、自分のような卑劣なやつでも、神は驚くばかりの恵みをあたえてくださったと感謝しています。この卑劣漢を意味する“wretch”という言葉が、アメリカで奴隷として悲惨な生活を強いられていた黒人たちに「哀れな人」という意味に読みかえられ、心の支えとなったのだそうです。「神はこんな哀れな人間にも、恵みを下さる」----“wretch”という単語には「哀れな人」という意味もあります。「驚くばかりの恵み」とは、内的な自由ということでしょうか。ダイナミックな物語性を感じさせてくれる曲です。

歌詞:英文
1. Amagzing grace, how sweet the sound that saved a wretch like me.
I once was lost, but now I'm found; Was blind, but now I see.
2. Twas grace that taught my heart to fear, And grace my fear relieved.
How precious did that grace appear the hour I first be lieved.
3. Through many dangers toils and snares I have already come.
Twas grace that brought me safe thus far ,and grace will lead me home.
4. How sweet the name of Jesus sounds to a true believer's ear.
It soothes his sorrows and heals his wounds, and drives a way his tears.