チェックテストを始める前にお読みください

 チェックテストの結果は、自分のタイプを知りたいという方にとっての目安となるものです。しかし、チェックテストの結果のみから、「わたしはこのタイプ」と信じ込んでしまわないようにしてください。エニアグラムによる自分探しは、「わたしはこのタイプかもしれない」というところからが始まりです。
 ここにご紹介するチェックテストは、これまでわたしたちが入門的なワークショップなどで実施し、その有効性を確認しつつ、改良を重ねてきているものですが、テストの結果のみからタイプを決めてしまうということはなく、その結果をもとに幾つかのグループに分かれて、共通の課題について話し合ってもらったり、個々人で課題に取り組むことによって、9つのタイプ全体への理解と自己理解を深めていくという過程をとくに重視しています。
 チェックテストは頭で自分はこうだと思っているところについて、回答するということも考えられます。わたしたちは基本的な性格の上に、学校や家庭で望ましいとされるところの性格や役割意識・職業的な価値観によって形作られた性格というものがあります。それらの影響がチェックテストの結果に反映するということも考えられるわけです。また、本人がこうありたいというタイプやこの方が望ましいとするところに、チェックが入ってしまうこともありえます。
 エニアグラムの学びを深めるために、ワークショップが必要とされるのは、自分探しは一人ではできない、人の中に身をおいてこそ得られる気づきがあり、他者との共通点や違いを理解することによって自己理解は深まり、また自己理解が深まるにつれ、同時に他者への理解が深まっていくということがあるからです。
 ワークショップというのは、グループ学習の場ということですが、エニアグラムはどうしても、そういった場が必要と考えられます。たとえば、わたしたちがやっているようなワークショップに参加されるとか、エニアグラムに興味を持っている友人など何人かで勉強会を始めるなど、仲間やグループでの取り組みをお薦めします。
 また、性格の特徴というものは、その人が何を言っているかではなく、その人が持っている雰囲気やエネルギー、話し方やまなざし、態度振る舞いのなかから感じ取れるものであり、その人の全体性から汲み取れるものです。文字情報だけではどうしても伝わらないものがあります。そのあたりを、ワークショップではこういったチェックテストの結果を見ながら、その結果からどのようなことが言えるか、さまざまな角度から探っていくわけです。


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